ようす さんの感想・評価
4.0
You know we are free, so fly with me.
全3部作を予定している劇場版
「エウレカセブン ハイレボリューション」。
2005年に放送されたものをベースにして、
新作映像を盛り込んだ総集編のような内容です。
エウレカはテレビ放送の50話だけを見て、
「ポケットに虹がいっぱい」と「AO」は見ていません。
だけど私、エウレカ大好きです。
おもしろかったもの!!
(自分のレビュー見返してみると、ストーリーは☆5つけてました^^)
だけど視聴から時間が経っていたので、
内容はほとんど忘れていました。笑
そのせいで、
今回の劇場版という名の総集編にはちょっと苦戦しました…。
初めてエウレカを見る人には
もっと厳しい構成だと思います。
90分ほどの作品です。
● ストーリー
“サマー・オブ・ラブ”。
10年前に起こった大災害。
大災害の現象から世界を救った英雄・アドロック。
彼の息子・レントンは、14歳になった。
トランサパランス・ライト・パーティクル(通称:トラパー)という名の、
空飛ぶ不思議な粒子に包まれたこの世界。
これは、レントンが経験した
この世界での出会いと別れの物語。
2005年放送のアニメでは言葉は出るものの、
詳しくは描かれなかった“サマー・オブ・ラブ”。
その様子が描かれるところから、
物語は始まります。
新しいシーンだし、
初めてアドロックしゃべってるし、
今となって振り返るとなかなか興奮する出だしなのですが、
久しぶりにエウレカに触れる私にとっては、
序盤から文字による情報量多すぎて、ぽかーん状態でした。
初見の人にはさらに厳しいでしょう^^;
そして残りは総集編。
テレビシリーズ前半の内容がまとめられています。
が、この時系列が行ったり来たりで…。
非常にわかりにくい構成になっています。
内容を見たことがあるはずの私でも、
よくわからなかった。
まあ、25話分を1時間ほどでまとめているので、
無理もないのですけれど。というか無理なのですけれど。笑
チャールズ(♂)とレイ(♀)と出会い、
レントンが“家族の愛”に触れるところを中心にまとめられています。
エウレカは様々な“愛”に溢れた作品だという印象がありますが、
チャールズ&レイと過ごし、
家族の愛を噛みしめる時間もよかったよなあ、と感動が蘇ってきました。
エウレカが好きな人ならともかく、
初めて触れる人にはストーリーさっぱりだと思いますw
作品の雰囲気を知るぐらいならできるかな。
正直に言うと私は情報を整理するのに疲れて、
一周目は見ているのが苦痛でしたw
観終わったことで、ある程度内容や人物の相関図を思い出せたので、
二周目以降は楽しめたのですが…。
エウレカに興味がある人には、
テレビシリーズを見ることを個人的にはおすすめしたいです。
● 音楽
【 主題歌「Glory Days」/ 尾崎裕哉 】
エンドロールで流れた瞬間、惚れました。
エウレカはテレビシリーズの音楽もかっこよくて、
お気に入りのものが多かったのですが、
この曲もおしゃれでかっこいい♪
エウレカの雰囲気にぴったり^^
この曲が聴けたから、
この劇場版を観てよかったと思ったほどのお気に入りです♪
この方、尾崎豊さんの息子なのですね。
この曲を聴くまで知りませんでしたΣ(・ω・ノ)ノ!
BGMもかっこよくて、
聴き入ってしまうシーンがいくつもありました^^
● まとめ
総集編としてもしんどさを感じてしまったのは、
まだ一部だから?
エウレカは大好きな作品。
だからこそ、今回はその魅力を存分に味わえなくてちょっと残念。
テレビシリーズの方を見直したくなりました。
まだ一部、ということで、
続編に期待です!